OEMの進め方について
依頼してから製品化までの所要時間はどれくらい?
正直、企画によって様々ですが、凡例として挙げると
最初にヒアリングをさせていただいてから…
- 【A】初回サンプル提示まで▶︎約2~3週間
- 【B】その後、製品開発・設計と試作品提示を幾度か繰り返し、最終処方決定するまで▶︎早くて約2~3か月、長ければ半年~1年
こちらが一般的な期間です。もちろん、これはあくまで凡例ですので、「どうしても〇月〇日までにサンプルを仕上げて欲しい」「絶対に〇月には仕上げて決定しなくてはならない」等の事情があれば仰ってください、出来る限り尽くします。いずれにしても一番肝心なのは『いかに詳細にご希望と要件を伝えていただけるか』です。
また、上記Bの所要日数が長い場合ですが、これは『満たさなくてはならない事項の検証に時間を要する場合』があります。例えば、”品質保持検査のエビデンスの為に試験検証を経て結果を待たないとならない”などです。ご希望する商品によってはこのような点にご留意ください。
製品化までの開発費用はどれくらい?
私たちは「出来る限りお客様の商品化にお役に立てれば」という思いから、開発費用の負担がないよう努めています。
しかしながら、様々な事情により商品化まで至らない場合や、長期に亘る開発、特殊な開発などもあり、その場合は発生する費用についてご負担をお願いする場合もございます。どうかご理解ご協力の程、お願い申し上げます。
早い段階での御見積は可能?
最終的な御見積は製品仕様によって諸々の価格も異なってくるため確定後のご案内となるのが定石です。
ただし、途中段階で「だいたいこれくらい」という目安になるような概算価格はご案内することも可能です。(なにぶん未確定な事が多い中でのご案内になるため、実際最終確定した際にはそれよりも高くなったり安くなったり、という点はご理解いただければ幸いです。)
オリジナルのデザイン入り資材を使用できる?
お客様オリジナルデザイン印刷入りの製品包材使用をご検討の場合、私たちで手配、取り揃えが可能です。
印刷フィルムや印刷パウチなどは私たちで手配が可能ですが、その場合、基本一旦お客様ご自身に弊社より資材を買上げいただいた後、それを支給いただく、という運用でお願いしております。これは同資材は他への転用不可ですので、お客様ご自身の資産としていただくためです。
なお、オリジナル印刷資材の場合、①印刷資材初期費用(版代、型代、色校正代 等)がかかることや、②印刷デザインの版は1年間追加オーダーがない場合、その版は使用出来なくなってしまいます(版落ち)。
完パケ(小袋製品をセットアップした最終製品)での納品は可能?
可能です。
小袋製品を市販用にパッケージングまで行いたい案件もあるかと思います。私たちはセットアップの協力工場を擁しておりますので、最終製品までの仕上げと納品まで一貫して承っております。もちろん、最終製品のパッケージのための資材(化粧箱や化粧袋、シールなどのパーツ)の手配相談もお任せください。
製造ロットの指定は?
この事柄に関するご質問は多々いただきます。正直こちらもご希望される剤形や資材事情等によって様々です。
大まかに良く質問をいただく3つの事項について汎用回答としてご説明いたします。
- ミニマムロット
液体調合品であれば200㎏程度、液体品の充填のみであれば60㎏程度、粉末調合品であれば100㎏程度、粉末品の充填のみであれば60㎏程度で承ることは物理的に不可能ではありません。しかしながら、いずれにしてもミニマムや小ロットについては物理的限界やロスの多さなどで非経済性が必ずデメリットとして付いて回ります。 - 経済ロット
こちらは製品の性状によって事情が異なって参りますので、具体性を持った時点でお尋ねください。
(ガイドライン >> ゼリー:4万包程度、プロテイン:2,500袋程度 ※参考) - 最大製造可ロット
こちらに関しては製造ラインなどのやり繰りによって如何様にでも対応可能です。大型案件などでもお気軽にご相談ください。
対応可能な形状について
どんな形状・パッケージに対応していますか?
世の中にあるパッケージであれば多種多様に対応可能です。
世の中にある、パッケージであれば対応可能かと思います。具体的には、化粧箱や巾着袋などへのセットアップのような手作業性のものから、パウチ包装・ピロー包装・シュリンク包装などの機械的セットアップ、ボトルへのシール張り等多種多様に対応可能です。
設備について
費用について
製品化までどのくらい時間がかかりますか?
正直、その製品の条件によって様々です。
一般的な開発を例として挙げると、最初にヒアリングをさせていただいてから…
- 一番最初のサンプルをご提示するまで ▶︎ 【約2~3週間】
- その後幾度か繰り返し、最終処方決定するまで ▶︎ 【早くて約2~3か月】
このような感じかと思います。
ただし、期日や発売時期が決まっている案件などは適宜対応も可能ですのでご相談ください。
テスト製造の場合の費用はどの程度かかりますか?
テスト製造するために必要な原材料費と製造コストについて、ご負担をお願いしております。
一概に料金をご案内することは難しいため、詳細はお尋ねください。
包材資材のロットと価格はどれくらいですか?
使用される資材によって様々です。ロットや印刷の有無、色数によって異なってきます。ご相談ください。
最低ロットについては参考としていくつか目安をご紹介します。
- 小袋用のフィルム包材
10gのスティックゼリーで、約30万包分程度 - パウチ袋
資材メーカー既成品を使用する場合は500枚程度から可能です。
オリジナルの形状や既製品にデザイン印刷をする場合はロットの縛りが発生します。サイズや形状によりけりですが、だいたい2万袋程度を目安にしていただければ良いかと思います。
ミニマム製造ロット/マックス製造ロットとそれぞれの価格はどの程度ですか?
製品によりけりとなり一概にはお伝え出来ませんが、下記を参考にしていただければ幸いです。
- ミニマムロット
液体調合品であれば200㎏程度、液体品の充填のみであれば60㎏程度、粉末調合品であれば100㎏程度、粉末品の充填のみであれば60㎏程度で承ることは物理的に不可能ではありません。しかしながら、いずれにしてもミニマムや小ロットについては物理的限界やロスの多さなどで非経済性が必ずデメリットとして付いて回ります。 - 経済ロット
こちらは製品の性状によって事情が異なって参りますので、具体性を持った時点でお尋ねください。
(ガイドライン ゼリー:4万包程度、プロテイン:2,500袋程度 ※参考) - 最大製造可ロット
こちらに関しては製造ラインなどのやり繰りによって如何様にでも対応可能です。
大型案件などでもお気軽にご相談ください。