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商品開発力

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お客様の「作りたい」を実現するために

食品OEM事業で特に大切な商品開発力。では、商品開発力とは何を指すのでしょう?食品の扱いや味覚について詳しく、科学的な計算にも強い、知見がある…もちろんそれも大切な要素ではあります。しかし、それだけでは実現しません。お客様のご意見を傾聴し、言葉の真意まで想いを馳せ、汲み取ることでイメージに沿った商品開発が実現すると考えます。 私たちが大切にしているのは、「作りたい」の実現。機械の特性上、できること/できないことが存在するのは事実。しかし、当社では長年のOEM受託で培った経験により、「できない」を少しずつ「できる」に変えてきました。厳しい開発要件でもお客様のイメージを出来るだけ希望に添えるようなカタチにする。そんな私たちの商品開発力についてご紹介します。

イメージをカタチにする商品開発

こんなご要望はありませんか?

〇〇味の新商品を開発したい
▲▲と同じ味にしてほしい…

味と匂いに癖のある原料を使いたいができるだけ美味しく仕上げたい

おいしく食べて健康に繋がる、
ブランドを象徴する商品にしたい

このターゲット層に刺さるような
商品にしたい

こういう食感が良い…
どう伝えたら良い感じだろう

イメージをカタチにする商品開発

01

製品設計へのアプローチ

「おいしい」はとても大切で、とても難しい。

たとえばチャイの味。風味の効果を最大限高めようとスパイスを多くしたら、シナモン独特の風味やブラックペッパーの強い辛みを「苦手だ」と感じてしまう方もいらっしゃることでしょう。それだけ人によって好みは異なっているものです。しかし、ご依頼いただく案件は実は「おいしい」の正解を既にお客様自身でお持ちなのです。チャイ風味であれば、例えば「ターゲットは40代女性だから少しスパイスをしっかりと感じられる方が好まれる」等、購入者層を見据えた「おいしい」を潜在的に目指しているからです。もしかしたらこれはお客様自身では気づかない事もあるかもしれません。漠然としているだけで言葉にまとまっていないかもしれません。そういった側面も併せて汲み取っていくために、受け手側の私たちが時には引き出しながら進めていきます。

「おいしい」のために必要な味・食感・風味
「おいしい」のために必要な味・食感・風味

特に健康食品の開発においては原料が特有の風味を有しているものも多く、おいしく製品化することが難しいことがよくあります。食品の開発では「塩味」「旨味」「酸味」「辛味」「苦味」すべての対応を要しますし、マスキ ングでバランスをとることも日常茶飯事です。また、風味だけでなく原料や成分の中には、水に溶けにくい、混ざりにくい、固まりにくいなど扱いが難しい性質を持ったものも無数に存在します。
そんな複雑な条件下でも、食品全般を携わってきた私たちだからこそできる事があると考えています。また、性状においても無数の特徴が存在しますので、この場合はこうするべし、という経験値もあります。

お客様の目指す「おいしい」のための必要な3要素【味・食感・風味】を試作において妥協することはありません。 なぜなら売れるためにお客様が目指している製品コンセプトを満たすことが、購入者の「おいしい」であり、結局 のところおいしくないければ買わないからです。

液体、粉末、ゼリー状などさまざまな剤形に対応可能です。
液体、粉末、ゼリー状などさまざまな剤形に対応可能です。

醤油製造から始まった私たちですが、液体、粉末、ゼリー、ペーストなどさまざまな剤形を扱ってきたため、お客様に選択していただける幅が広がります。例えば、「ゼリーとして●●原料を配合し摂取してもらうことを考えていたけど、ドレッシングに配合してもいいな」など甘いものからしょっぱいものへ、固形から液体への転換も可能です。もちろん、製造の難易度が高いものもご相談ください。「原料にこだわったらゼリーが上手く固まらない」、「温度によって品質が大きく変化してしまう」など、解決策をご提案します。

02

製造へのアプローチ

技術的難易度が
高いものこそ丁寧に。

ドレッシングなどのオイリーなものは特にシール工程に十分注意を払う必要があったりと、製品によって特色は様々です。私たちは充填の熟練スタッフが作業にあたり、さらに検品や品質管理部による検査において製造製品の状態を厳しくチェックしています。

量産にも
対応が可能です。

販売が好調になると必然的に安定した量産体制が必要になります。私たちでは量産に対応可能な設備と体制を有していますので、安心してご依頼いただけます。また、専用の設備を使って製造を依頼したいという場合は、機械貸与をいただきながら製造するなど、柔軟な対応が可能です。

パッケージ(完全商品化)まで
請負います。

商品開発というと、設計と製品の製造までというイメージを持たれるかもしれません。しかし小袋製品については特に、市場販売するための最終化粧(セットアップ)が必要になるものが多いです。私たちでは、そのようなセットアップも合わせて請負っており、完全商品化の完パケ納品も可能です。アイディアが商品としてお店に並ぶまで、すべての工程をまとめて私たちにお任せください。

03

品質・安全へのアプローチ

私たちでは、食の安全に対する責任を果たし、お客様に安心してご依頼いただけるよう各種認証を取得しています。
また、自社内に品質管理部を設置しており、出荷判定における検査を行っております。

健康食品GMP認証

私たちは令和3年(2021年)より認証取得しております。 GMPとは、Good Manufacturing Practiceの略で適正製造規範と訳されています。一般社団法人日本健康食品規格協会(JIHFS)による認証規定は、当協会GMP及びGMP認証プログラムに従い、健康食品及び原材料の製造業者、健康食品の輸入販売業者における実施状況を評価し、その適合性によって評価し、その適合性の認証及び認証の更新を図る第三者認証制度です。 原料の選定・入庫から製造、出荷に至るまでの全ての工程及び品質管理において、その製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるよう定められた指針に従い運用されていることを総合的に監査され認証されていることを示しています。

※富士山工場のみ

FSSC22000認証

私たちは平成22年(2010年)よりISO22000:2015の認証取得をし、さらなる食品の安全・安心を目指し、平成24年(2012年)FSSC22000の認証取得をしております。 FSSC22000とは、食品安全認証財団(FSSC)が開発した食品安全認証システムに関する国際規格です。国際食品安全イニシアチブ(GFSI)という非営利団体に承認されたGFSI承認スキームの一つです。 消費者に安全な食品を提供するための食品安全マネジメントシステムISO22000をベースとし、より安全な衛生管理の仕組み作りを可能とする第三者認証制度です。 特徴として食品安全に重きを置き、食品の安全な提供に関するリスクの低減、業務効率の改善、組織体系の強化、業務継承の円滑化、継続的な改善による企業価値の向上、法令遵守の推進などがあります。

検査・品質管理体制

自社内で菌検査を含む出荷判定検査を行なっています。検品や検査において製造製品の状態を厳しくチェックしており、日々良品納品に努めております。

04

コストへのアプローチ

新たな商品を開発して、商品販売するまでには大まかに①試作開発費、②テスト製造費、③原材料費、④製造費、⑤製品包材費、⑥最終商品セットアップにかかわる費用、⑦運賃等の費用が発生する可能性があります。私たちはそのすべてをワンストップで行うことができるため、コスト削減に繋がることも多くあります。例として原料資材の融通はもちろん、特筆すべきはお客様ご自身で手配段取りをする負担などの「見えないコスト」です。 一元化することで一気通貫できる利点を是非ご利用ください。

開発費用

試作開発費

テスト製造費

製品仕様別費用

原材料費

製造費

製品包材費

最終商品セットアップ

運賃

商品開発において、私たちが大切にしている考え方

お客様に寄り添った柔軟な提案

使用する原料や含有成分量が決まっている、味の希望が明確、製品認証を取りたい、パッケージをこんな形状にしたい…など、決定事項や要件がある一方で、「この部分については相談がしたい」ということはありませんか?私たちは様々なアプローチからの企画でもご相談承ります。長年の商品開発の経験を活かし、お客様のイメージを再現しながら最適な配合によるレシピ提案や、スムーズな製造のための商品設計を行います。新商品のリリース企画は、会社を上げて取り組む一大プロジェクト。だからこそ、譲れない要件を満たしながら、もっとおいしく風味豊かで、多くの人に愛される商品にできたら…そんなお客様のご希望に寄り添います。

開発の主役はお客様、私たちは黒子です

商品開発の主役は、お客様。サポート役となるのが、私たち営業・開発です。営業はお客様とそれぞれのセクションを繋ぐ窓口としてご要望を吸い上げ、お客様の言葉の裏にある意図や意思まで汲み取り、開発や設計の担当者に対し正確に伝えられるよう心がけています。 開発は責任者を中心として、自社のラボで行います。私たちは開発部全員、時には他部署まで巻き込んでの意見交換を行っています。年齢や性別、味の趣向やライフスタイル、健康状態、テスト対象者によってサンプルに感じる感想はさまざま。だからこそ、より多くのお客様に愛される商品を開発するために、総力戦で取り組んでいます。