- 原料メーカー
- 既存製品
とある原料メーカー様では自社商材である原料を個食製品として販売展開を考えられていました。しかしながら自社では業務用規格製造ラインしかないため、小袋充填機を保有している私たちのご依頼となりました。こういった事例の場合は、メーカー様で普段お持ちの製品規格袋をそのままご提供いただいて、弊社でお好みの個食量目に充填しております。
- こだわりのデザイン
とあるブランド様の商品でした。見目への拘りとお客様ファーストの包装設計、かつ通販ですので通販配送規格に合わせたサイズ、という何ともたくさんの条件をクリアしなければならない要件です。この商品も多分に漏れず「Aを採ると、Bは難しくなる」という状況になりかけていましたが、最終的にはいくつかの妥協点を見つけながらも資材メーカー様の協力のもと、適う設計に仕上げてもらうことが出来ました。この形状は他社資材メーカー様では作ることが出来ないもので、オリジナルの技術と知恵がつまったアイディアの結晶です。
- 緊急対応
- 量産対応
とある最終商品がある時を境に、ものすごく売れ始めたお話です。急にそれまでの10倍以上のボリュームになりました。
よくあるパターンで「急にそんなには対応できない」「その数量が続くようであればキャパオーバー」など、状況変化について来られないことがあります。私たちではセットアップもいくつかの協力工場があり、万が一の場合でもリスクヘッジが出来る様な体制があります。
最短で生産から資材手配~納期までのやり繰りの都合を付け、販売チャンスを逃すことなく成長を続けることが出来ます。
なお、ボリュームが増えた段階で問題も解消され、希望されていた形態と念願のコストダウンへとご提案も進みました。
- 緊急対応
- 既存製品
既存のお客様のお話です。急な商品出荷量増加に伴い、予想よりも在庫薄の状態になってしまいました。急遽ご発注・なるべく早い納品をご希望、という時間がない中でどれだけ最短で納められるかの典型的パターンでした。弊社での生産調整から、その予定に合わせたセットアップ予定調整まで、一気通貫だからこそ最短での調整が可能でした。また、資材も私たちで一元管理して、在庫を整えていたおかげで、最終的に商品も欠品することなく無事乗り越える事が出来ました。
これが一気通貫でなかった場合、もしかすると「製造はすぐできても、セットアップそんなに早く都合できない」「資材の発注するのを忘れていたからセットアップができない…」など、ピースがうまく嵌まることが出来ず、商品欠品となるまで遅れてしまっていたかもしれません。
- 液体小袋+粉末小袋
- 商品設計
私たちの最大の特徴として液体小袋と粉末小袋両方の製造が出来ることです。さらには最終セットアップでの商品化も可能ですので、例えば「液体ソースと粉末具材をあわせたパッケージ商品を完パケで作ってほしい」というご依頼もお任せください。液体と粉末の両方が組み合わせられることで、商品設計にも広がりが持てます。
- 具材
私たちでは食品のスープの素の製造に携わっていたこともあり、粉末+乾燥固形物の組み合わせでの個包装も可能です。フリーズドライ粒やカカオニブ等の乾燥固形分の同封についてもご相談いただけます。
- 充填
例えると片栗粉のような粉質でした。こういった粉質は小袋充填をする際に粉が落ちにくい、安定しないなどクセのあるものです。事前に実原料を拝見し、充填時リスクがある程度予見されたため、前もって実機での動作性確認を行いました。これが功を奏し、動作性で必要な部品を確認できたことで本製造の準備も万端に整い、お客様のご希望される納期にも滞りなく間に合わせることができました。
粉と言えども、ものによって全く性状が異なります。充填機自体も全てに万能ではなく、各状態に合わせたセッティングをすることで対応できるので、先ずはご相談いただければ幸いです。
- 設計・開発
- 原料指定の相談
このご依頼の際は、ご希望される配合原料が自然由来のものばかりで、コンセプトとしても「自然派イメージ」がありました。風味付けは果汁を、甘さはハチミツなどを使用しながらも、問題は粘度です。ゲル化剤などを使えば容易く粘度調整できますが、そこは経験と知見のあった自然由来の原料で粘度発現させることで、無事お客様のご要望を満たしつつ、粘度についてもご納得の製品設計に仕上がりました。
- 設計・開発
これまたよくあるケースですが、得てして健康食品原料は風味が強烈なものも多いです。しかもそんな原料を有効量まで含有したいのも、お客様の設計コンセプト上譲れない事柄だったりします。それでも、なるべく美味しく仕上げたいのは正直なところ。「なんとか、どうにかしてください」という要件に応えるべく、食品で培ったマスキングのテクニックを駆使して、お客様のより合格点をいただくことができました。
- 量産
このお客様のケースでは、発売当初はそこそこの売れ行きで製造やり繰りが間に合っていたところ、よく売れだした直近では充填が間に合わず欠品が度々発生してしまってお困りでした。当時原料自体から充填まで一貫して行っていましたが、あくまでも充填は本職ではなかった原料メーカー様でした。そこで餅は餅屋に…、と充填のみを私たちにご委託くださったことで充填が追いつかないボトルネックを解消し、その分原料製造に集中できたこともあり、年々販売数を伸ばすことが出来たそうです。